遊行寺の御本尊

ご本尊写真阿弥陀如来座像

時宗寺院の御本尊は一般には阿弥陀如来像です。

なかには薬師如来像・観音菩薩像・地蔵菩薩像を御本尊とする寺院もあります。それは寺院の来歴によってさまざまです。

遊行寺の場合、創建以来、数度にわたる戦火、火災により堂宇を度々焼失してきたため、創建当初の御本尊は今日伝わっておりません。

現在、本堂に安置されている御本尊は阿弥陀如来坐像で、高さ六尺一寸(184cm)、浅草日輪寺塔頭(たっちゅう)の宝珠院が浅草寺からゆずり受けたものです。宝永5年(1708)夏、遊行四十八代賦国(ふこく)上人が日輪寺に滞在したとき、この仏像をみて大仏であるから、本山の本堂に安置するのがふさわしいとおっしゃられ、元文2年(1737)10月に遊行寺に移されたのです。

なお、本堂の脇檀には、宗祖一遍上人・遊行二祖真教上人・遊行四十二代尊任(そんにん)上人の祖師像が安置されています。

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