6月のお知らせ

2017-06-01

例年に比べて遅れておりますが、菖蒲が着実に花を開かせようとしております。

梅雨模様が続きますが、この季節にしか楽しめないものを探しに出かけるのもいいかもしれませんね。

 

 

◎「今月のお知らせ」のPDF版は→「今月のお知らせ(6月)


◆今月の行事◆

◎犬猫慰霊法要【4日(日)14時】

当山に納骨されているペットだけでなく、あらゆる動物の供養をします。

午後1時  受付開始

午後1時半 法話

午後2時  慰霊法要

・場 所…本堂及び慰霊塔前

・回向料…一霊5,000円(塔婆料・御供物を含む)

 

◎写経会【4日(日)13時】

毎月第1日曜日に開催しております。

受付は12時半からです。終了時間は自由で、どなたでもご参加いただけます。

詳細はこちらをご覧ください。

 

 ◎月例法話会【23日(金)】

14時より信徒会館にて行います。

ご参加は自由ですのでお気軽にお越しください。➡次回予告のページ

当月講師  :  時宗布教伝道研究所

茨城県 教住寺住職 鈴木正司 師

 

◎大施餓鬼法要【27日(火)】

昨年より日程が6月27日に変わっております。

ご先祖様への供養、あらゆる生命に対する供養をいたします。どうぞご参拝ください。

午前10時  檀信徒総会

午前10時半 法話

午前11時  大施餓鬼法要

 

◆今月の催事◆

◎蚤の市(骨董市)【4日(日)】

毎月第1日曜日、8時ごろよりお昼過ぎまで開催(雨天中止)

お問い合わせ:090-4416-2168(石田様)

 

◎ボロ市(骨董市)【18日(日)】

毎月第3日曜日、8時ごろよりお昼過ぎまで開催(雨天中止)

お問い合わせ:090-2660-6935(中島様)

 

◎寺ヨガ【11日(日)】(初開催)

毎月第2曜日開催。午前9時~。午前11時~。午後2時~。

お問い合わせ・お申込み:090-4365-5034(ナーニャ先生)

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◎野菜市【7,14,21,28日】

毎週水曜日 午前中(雨天中止)

 

 ◆今月の言葉◆   <一覧>

人ばかり超世ちょうせがん

  あずかるるにあらず

一遍上人「消息法語」

  ~ 一遍上人のおこころ ~

阿弥陀仏が建てられた誓願の救いは、人だけに通じているものではなく、生きとし生けるもの、ひいてはこの世のすべての現象に通じているのです。

 

◎“超世の願”

「人ばかり超世の願に預るるにあらず」

とは、一遍上人が興願僧都こうがんそうずという人へ宛てた手紙に出てくるお言葉です。

その前には「よろづいきとしいけるもの、山河草木さんがそうもく、ふく風たつ浪の音までも、念仏ならずといふことなし。」という一節もあります。大まかに言うと、念仏とは「南無阿弥陀仏」と唱えることではありますが、人間や動物、山河草木といった全ての生命、ひいては風の音、波の音も念仏のあらわれであり、念仏は人間だけのものではないという意味です。もしかするとこの意味がピンと来ない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

まず、“今月のおことば”に出てくる「超世の願」とは、阿弥陀様が修行中に建てられた48の誓願、特にその中の第18番目の誓いを指しています。その誓いとは“この世において、私の名前を呼び極楽世界へ生まれ変わりたいと願う人がいて、もし一人でもその願いが叶わなければ仏にはなりません”というものでした。この誓いを果たされた阿弥陀様に一切をゆだね、極楽往生を願う――これが「南無阿弥陀仏」と私たちがお唱えする由縁です。(南無とは、帰依します、お任せしますという表明です)

超世(世代を超える)という通り、阿弥陀様が悟りを開かれた“過去”と私たちが今生きる“現在”をつなぐものが「南無阿弥陀仏」の念仏なのです。過去・現在だけでなく、善と悪、地獄と極楽、迷いと悟り、人間と動物、私と私以外、といった世の中で区別されているものも、念仏を唱える時にはそこに隔たりは生まれないのです。冒頭のお言葉にはこのような意味が含まれています。

一遍上人が「捨聖すてひじり」と称されたのは、家や財産と言った物だけでなく、上で例に出したような相対的な差別、分別ふんべつをお捨てになったからなのです。

合掌

(山務書記:髙垣浩然)

 

 

 ◆遊行寺宝物館◆

特別展『遊行寺の交流史』

  〔2月25日(土)~5月8日(月)〕

・開館日:毎週月・土・日曜日・祝日

・入館料:一般400円、中学生以下200円
(15名以上の団体は2割引き)

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