10月のお知らせ
第7回公開仏教文化講演会のご案内
1 日時 平成26年10月15日(水)14時00分より
2 場所 時宗総本山 遊行寺本堂
3 講師 小川三夫 氏 寺社建築専門会社「鵤(いかるが)工舎」遊行寺地蔵堂を建築
4 演題 『不揃いの木を組む ~技を伝え、人を育てる~』
5 参加無料 皆様お誘い合わせの上、ぜひご来山ください。
6 講師略歴等
小川三夫(おがわ みつお)氏 1947年栃木県生まれ。 高校の修学旅行で法隆寺五重塔を見る。これにより、卒業後法隆寺宮大工の“最後の宮大工”といわれた西岡常一(明治41年~平成7年)棟梁の門を叩くが断られる。 仏壇屋などで修行後、22歳で西岡棟梁の唯一の内弟子となる。生前、西岡棟梁は小川氏を評して「たった一人の弟子であるけれども、私の魂を受け継いでくれていると思います。」と述べている。小川氏は、法輪寺三重塔、薬師寺金堂、薬師寺西塔(三重塔)の再建に副棟梁として活躍。1977年、徒弟制を基礎とした寺社建築専門の建設会社「鵤(いかるが)工舎」を設立。国土安穏寺、国泰寺ほか全国各地の寺院の改修、再建、新築等にあたり現在に至る。また、全国各地で講演会講師として活躍中。 著書『不揃いの木を組む』(草思社)『棟梁』技を伝え、人を育てる(文藝春秋)『宮大工と歩く奈良の古寺』小川 三夫 (著)、 塩野 米松(文春新書) 他
古式にのっとり厳修された遊行寺地蔵堂上棟式(H26.3.26)での小川三夫 氏
月例開山忌
日時 10月23日(木)午後1時30分より
時宗独特の聲明(しょうみょう)による法要を修行いたします。この法要に合わせ、本堂内では午後1時より随時「先祖供養」を受付しております。
月例法話会 月例開山忌法要に引き続き行います。
当月講師 時宗布教伝道研究所 兵庫県明石市 法音寺 井上誠子 師
遊行寺宝物館
特別展『遊行寺とおぐり』10月6日(月)まで
詳細はこちらをご覧ください。
今月のことば
『不請之友』(ふしょうしゆう)
たのまれなくとも、相手の気持ちを察して進んで助けてくれる友